はじめに
クラフトしたタートルに名前(label)をつけましたか? 名前をつけたタートルは大事に使役していきましょうね。
タートルはあなたの命令に忠実に従うロボットです。 タートルに命令する方法を覚えるためにいくつか命令してみましょう。
タートルは空中を自由に動きます
タートルは前後左右上下に自由に動くことができます。プレイヤーならば足場を必要としますがタートルには必要ありません。空中で自由に動きます。
ただしここで注意したいのは、タートルが移動するには燃料を必要とすることです。1
クラフトしたばかりのタートルは燃料(Fuel)が0です。まずは補給してあげましょう。
燃料値の確認と燃料補給
まずは、右クリックをしてターミナル画面を開きます。ここにキーボードで文字入力をして命令します。 以下のコマンド(命令)を入力してみましょう。
> refuel
このコマンドを入力してEnterキーを押すと次のような返事が返ってくるはずです。 はい。燃料は0ですね。
かまど(Furnace)で燃やせる燃料であればなんでも構いません。 今回は、手に入りやすさという意味で木炭(Chacoal)を与えます。
タートルのインベントリ内で一番左上のスロットだけ、太い枠線がついていることに気づくでしょうか。 このスロットは「選択スロット」と呼ばれます。つまり、タートルが自分のインベントリの中で注目しているスロットです。
この選択スロットにいくつかの木炭を入れます。
そして再度、さきほどと同じコマンドを入力します。(もちろん、コマンドを打ち込んだらEnterキーを押して命令を伝えてください)
> refuel
スロットにある木炭が1個減り、次のような返事が返ってくるはずです。
つまりこれは、選択スロットにある燃料アイテムを1個消費して燃料レベル(燃料値)が80になったことを意味しています。
1回の命令で1個のアイテムを与えることができるならば、64個のアイテムを全部与えるには命令を64回連続で実行する? いえとんでもない! 次のコマンドを入力しましょう。refuel
と all
の間には半角スペースが1個必要です。
> refuel all
1個で80の燃料を補給できる木炭が64個なので、80 × 64 = 5120 ですね。 これでタートルは5120歩分動くことができるようになりました。当分は大丈夫ですね。
「go」コマンドで移動するよう命令する
さて次は実際にタートルに移動するよう命令しましょう。
移動するための命令として go
コマンドがあります。
たとえば次のgo
コマンドを使って「前へ前進せよ」と命令できます。
> go forward
go
のあとの文字は半角スペースを1個入れてから記入するわけですが、その文字を変えることで挙動を変えることができます。
移動方向 | 英語 |
---|---|
前へ | forward |
後ろへ | back |
上へ | up |
下へ | down |
たとえば、後進させたいなら、
> go back
ですね。
連続で複数回数移動させたいときは回数を指定することもできます。
> go up 3
これで上へ3歩動きます。
またここで注意したいのが、タートルは右や左に平行移動(カニ歩き)できないことです。 左に一歩進みたいならば、左を向く→前へ進む という手順を踏みます。
左に方向を転換するにはturn
コマンドを使ってください。
> turn left
向く方向 | 英語 |
---|---|
右へ | right |
左へ | left |
そのため、前へ2歩進み、左を向いて、前へ進み、上へ進むには次のように4回のコマンドが必要になります。
> go forward 2
> turn left
> go forward
> go up
めんどくさい・・・わかります。
「go」コマンドの便利な使い方
無駄を省くために、「go」コマンドは次のような記法(入力のやり方)が許されています。
> go forward 2 left forward up
つまり、go のあとに好きなだけ方向と回数を入れていいんですよ。2 便利!
まとめ
今回はrefuel
とgo
とturn
コマンドを紹介しました。
それぞれのコマンドの効果と、追加記述可能なオプション文字列については、冒頭にまとめてあるので確認してください。
長い記事に付き合ってくれてありがとう!